フランスのアンティークブロカント(蚤の市)で見つけたのがこちら
ディゴワンサルグミンヌ窯ピンクのカフェオレボウル(直径13.5cm) フランスアンティーク食器です。
なんて可愛らしいベビーピンクのカフェオレボウルなんでしょう…。
大変目を引く可愛さです!
ディゴワンサルグミンヌ(Digoin&Sarreguemines)窯
フランスとドイツの国境の街、サルグミンヌにサルグミンヌ窯は始まります。
1870年、戦争によりサルグミンヌがフランス領からドイツ領になり
その際、輸出のためには莫大な税金がかかることとなり、サルグミンヌ窯はディゴワン地域に移ります。
そこでディゴワン窯とサルグミンヌ窯が一緒になり、ディゴワンサルグミンヌ窯となります。
一緒になってからもディゴワンマーク、サルグミンヌマーク、ディゴワン・サルグミンヌマークと3種類のマークが存在します。
19世紀頃はボウルにスープを入れ、パンを浸してスプーンで食べていました。
そのため19世紀頃のボウルはスープ用で大きめの物が多いのがポイント。
ヨーロッパにコーヒーがやってきて、コーヒーが一般的に飲まれるようになった1920年代頃から、もう少し小さいサイズのボウルが多く作られるようになりました。
昔と同じようなスタイルで、ボウルに入れたコーヒーにパンを浸してスプーンですくって食べていたので、
1920年~1940年代のボウルの内側にはカトラリーキズがよく見られます。
カフェオレボウルは日常に使うものだったので、ほとんどのものが陶器製です。
フルーツを盛って朝食のテーブルに出したり、おやつの時間にも活躍してくれそう!
製造時にできた凹凸や貫入等ございます。
長時間水を入れて水漏れ確認をしたところ、水漏れはありませんでした。
詳しくは下記写真ご参照ください。
アンティークは新品ではなく使い込まれてきた歴史があります。
写真には載せきれない傷や汚れなどのダメージがある場合もございます。
気になる方は写真を送りますので、ご注文前にお気軽にお問い合わせください。
ベビーピンクカラーのカフェオレボウル、優しく可愛らしい印象ですね。
内側にはカトラリーキズが見られます。実用して頂くのはもちろん、キッチン棚に飾っても可愛いお品です。
バックスタンプからディゴワンサルグミンヌ窯のものと分かります。
古い時代のお品ですので薄いカケやキズ、色付き等ございますが大きく目立つダメージはございません。
白いコピー用紙の上に載せてみたので、白い色のイメージを比較してみてくださいね。