フランスのアンティークブロカントで見つけたのがこちら
リュネビル窯ブルーのステンシル柄カフェオレボウル(直径15.5cm) フランスアンティーク食器です。
ブルーの花がステンシルで描かれた美しいボウル、今ではカフェオレボウルは見つけるのが大変になってきた、アンティークの一つです。
カフェオレボウルは、現在のフランスではシリアルなど食べるボウルとしてよく使われているそうですが、
19世紀頃はボウルにスープを入れ、パンを浸してスプーンで食べていました。
そのため19世紀頃のボウルはスープ用で大きめの物が多いです。
ヨーロッパにコーヒーがやってきてコーヒーが一般的に飲まれるようになった1920年代頃から、今ぐらいのサイズのボウルが多く作られるようになり、昔と同じようなスタイルでボウルに入れたコーヒーにパンを浸してスプーンですくって食べていたので、1920年~1940年代のボウルの内側にはカトラリーキズがよく見られます。
カフェオレボウルは日常に使うものだったので、ほとんどのものが陶器製です。
長時間水を入れて水漏れ確認をしたところ、水漏れはありませんでした。
時代を経てきたお品です、キズや汚れ、色つき、カケ等ございます。
リュネビル窯
1728年、貴族や上流階級の高価な食器を作ることからスタートした窯です。
その後、マリーアントワネットの庇護のもと、ジャポニズム、アールヌーボーの絵柄を取り入れ
1900年代初頭にはヨーロッパでも1、2を争う大きな陶器会社になります。
その後、色々な変遷の末、サルグミンヌの傘下となります。
状態はお写真をご参考にしてください。
アンティークは新品ではなく使い込まれてきた歴史があります。
写真には載せきれない傷や汚れなどのダメージがある場合もございます。
気になる方は写真を送りますので、ご注文前にお気軽にお問い合わせください。
ぽってりとした陶肌にブルーの花がステンシルで描かれた美しいカフェオレボウルです。
シリアルやヨーグルト、スープを入れてご使用いただいても、使わない時はキッチン棚に飾っておくだけでも絵になって可愛らしいボウルです。
底裏の写真です。
バックスタンプからリュネビル窯のものと分かります。
古いカケがあります。
年月を経てきたお品ですのでカケやキズ、多少の色付きなどございますがアンティークの雰囲気を損なうものではございません。