明るいオーク材に直線的なフォルムで、あたたかいシンプルさを感じるチェスト。北欧は資源があまり豊かではなく、質素な暮らしを営んでおり、物質的な豊かさよりも精神的な豊かさに向かう傾向がありました。またデザイナーが職人学校を卒業していることがほとんどで、使う人の立場を考えてインテリアが作られています。日照時間もイギリスと比べて短いため、機能的で飽きのこないデザインが好まれました。 20世紀に入ってからはドイツのバウハウス(革新的な国立のデザイン学校)の考え方がもたらされ、「日用品をより美しく」という標語が掲げられました。こちらは、角っとしたフォルムに丸みを帯びた取手がアクセントとなっています。収納だけでなく、ディスプレイテーブルのようにもお使いいただけます。