1910年代(推定)のイギリスで作られた、気品溢れるホールスタンドです。ホールスタンドとは、当時の英国住宅の玄関ホールで帽子やコートを掛け、傘を立てるために欠かせなかった機能美溢れる家具のこと。こちらは上質なマホガニー材の魅力的な質感が引き立つ逸品で、時を経た深い艶が訪れる人を優しく迎え入れます。最大の見どころは、上下にあしらわれた美しいタイルの装飾です。釉薬の濃淡のある深いグリーンのタイルの色彩が光沢を放ち、木肌との見事なコントラストを描いています。また、中央に配されたミラーと、計算されたフレームによる抜け感のあるデザインは限られた玄関スペースに圧迫感を与えず、開放的な印象をもたらしてくれます。
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