1950年代推定、CARLO RATTI(カルロ・ラッティ)デザインによるダイニングチェア。元々は、映画館や工業用の既製品を多く取り扱うメーカーでその手腕を発揮し、1940年代に独立してIndustria Legni Benvati社を設立し、そこから更にインテリアデザイナーの幅を広げたと言われえています。CARLO RATTIのデザインの特徴としてはユニークなデザインシルエットにあります。その彫刻のように美しく斬新な曲線が彼のプロダクト多くの特徴であり、このチェアにおいても包み込むような背もたれのフォルムが存分に活かされています。座面部ははめ込み型の落し込みタイプで、アフターにおける張替えもしやすく、実用度も高い椅子といえます。【ファブリック】上品な光沢のある艷やかなベルベット生地を使用。毛並みによる、なめらかな肌触りを感じていただけます。また発色の良さも魅力の一つです。生地と中材は国内で張替えています。Lloyd's Collectionもあわせてご覧ください。