1960年代(推定)、デザイナーのHenry Kjærnulf(ヘンリー・ケアヌルフ)によって作られたティーカートです。天板には、伝統的な風景画が描かれたセラミックタイルが大胆にあしらわれ、ひときわクラシカルな品格を漂わせています。フレームにはオーク材が用いられ、特に両サイドのハンドル部分は、Kjærnulfらしいダイナミックかつ優雅な曲線を描き、デザインの大きな特徴となっています。タイルトップは熱や水分を気にせず使える実用性も備えています。北欧デザインの洗練さと伝統的な様式美が見事に融合した、存在感あふれる逸品です。